世界一長いベンチと冬の日本海

輪島から下るように能登半島をドライブしていたのですが、途中に世界一長い
ベンチがあるというのでちょっと寄り道してみました。

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全長460.9m、約1346人も座れる模様で、ギネスブックにも登録済みだとか・・・

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たしかに途切れることなく続くこのベンチはすごいかもです。


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上から見てもこんな感じで長さは確かに伝わってきます。
ただ実用性は・・・??ですね・・・

ちなみにこのベンチからは雄大な日本海と夕日が見れる
みたいですが、その日の日本海は

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ちょっと恐さを感じるぐらいの雰囲気でした・・・
さすが、冬の日本海は厳しい表情を見せてくれます。

輪島駅

のと鉄道七尾線が2001年に廃線となり、終着駅だった輪島駅は
無くなりましたが、いまでも駅舎だけは保存されており、当時の
おもかげを感じることはできます。

なかでも

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当時から残るこの駅名看板には参りました・・・
これも実際にあった看板みたいですが、近くの学生が
いたずら書きしたのを当時の駅長がそのままにしたとか・・・
たしかにとなりはもうロシアですが・・・
うーん、このセンスはいかに?

輪島の朝市

和倉温泉で一泊したあとは能登半島を更に北上して輪島まで
行きました。

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ここには有名な朝市があります。なんとか朝市が開催されて
いる時間内に到着することができたのでしばし散策です。

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露店がたくさん続きます。輪島の朝市は1000年?ぐらいの歴史がある
由緒ある朝市のようですが、観光客向けというよりはいまだに地元から
愛される立派な市として存在しており、常に人だかりが絶えないとの
ことです。

ただ僕達が到着したのは市が終わる11時30分頃だったので店じまい
を始める露天も少なくありませんでした。

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新鮮な魚がたくさん並んでいます。

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特に貝などの乾物系の露天が多く、個人的に貝柱が試食して
みてとても美味しかったのでその露天のおばあちゃんと会話して、
お土産用として安く購入することができました。

他にも輪島のもうひとつの名物である輪島塗のお店も
たくさんあり

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色々と見てみた中でちょうどいい感じのお箸が売っていたので
妻と子供向けにこれもお土産で購入して帰りました。

温泉たまご

そういえば、和倉温泉では温泉たまごを作れるお湯だまりが
いくつかありました。みんなそこにたまごを入れて温泉たまご
を作るみたいです。宿でもたまごをもらえる券をもらったので
翌日はその券を使ってたまごをもらい、温泉たまごを作って
みました。

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こんな感じでたまごを入れてみんな温泉たまごを作っています。

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街の中にはこんなコーナーもあり

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大量に生産できる体制も整っているようでした。

和倉温泉といえば

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ですね。

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琴のBGMがスピーカーから流れるのではなく
実際に演奏されている音を聞くことができます。

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皇族関係者も宿泊されるくらいの気品あるお宿です。

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海外のホテルかと見間違うかのごとく立派な設備です。

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銀座のクラブかと勘違いしそうです。

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うーん、でも庶民は加賀屋のお風呂に入るだけで精一杯でした・・・・

千里浜なぎさドライブウェイ

金沢市内から宿のある和倉温泉に向かう途中で日本ではここだけ
という有名なドライブウエィがあります。その名も「千里浜なぎさ
ドライブウェイ」です。


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能登有料道路の今浜ICや千里浜ICからその道には行けるのですが
簡単に説明すれば、日本で唯一砂浜である海岸を車で正式に走る
ことができます。

実は今回の旅で金沢から能登半島に向かう途中にこのドライブウェイ
があることを思い出し、是非とも走ってみたいと思っていたので実際に
走れてちょっと感動でした。

夏と違って冬の日本海、そして天気は曇天という流れで実際に通行が
できるか不安だったのですが、今浜ICを降りて通行可能の看板が
立っていたので迷いもせずなぎさドライブウェイにつっこみました。

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はい、助手席から撮ってもらった写真です。
そうです、海岸をそのまま走っています!

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波打ち際を走ることも可能です。
同乗者からは「絶対スタックするな」との激も
とんでいましたが、まぁ問題ないだろうと気にせず爆走です。

なぜ、普通の車が走って問題ないかというとこのあたりの
砂は非常に粒子が細かく、密度が高いため、車が通っても
地面に沈むことなく走れるからということです。

たしかこの石川県のこのあたりの地形的要因がからんでいる
という話でしたが、詳細はちょっと思い出せません。
また最近では護岸工事の影響などもあり昔と比べて砂浜の
幅が狭まっているという話もあり、この道がずっと残れるか
どうかについてはこれからの政策に左右されそうです。

たしか水曜どうでしょうの企画である「試験にでるでしょう」
で石川県を大泉洋が訪問した時にこのドライブウェイについて
説明していたので、どこかでそれをもう一度見て復習したい
ところです。

実際に自分の車で通る場合は、必ず洗車してくださいとの
話もあり、地元の人もあまり活用することは少ないみたいです。

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ここまで波打ち際に近寄れるとは・・・

動画でも撮影したのでちょっとだけUPです。