北陸号と能登号

2010年3月12日(金)を最後に上野駅から出発する寝台特急北陸号と急行
能登号が翌日のダイヤ改正の影響を受けて廃止されることにより、上野駅
から北陸地方へ向かう夜行列車は姿を消します。

北陸号は日本で一番短い距離を走破する寝台特急であり、能登号は旧
国鉄時代からの489系が運用されている貴重な列車です。

北陸新幹線の金沢までに開通までは生存すると予想されていただけに
今回の引退劇は鉄のあいだではかなりの事件でした。

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上野駅の13番線は夜行列車の代名詞的ホームです。
この表示も今日で最後となります。

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うーん、あとはカシオペアと北斗星、あけぼの号だけが残るのみか・・・

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これ買っておくべきだったかも

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っていうか、人多すぎ!
これはこれですごいことになっている。
最近の鉄のマナー問題もあり、かなり緊張した空気が流れおります。

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なんとか近くまで来た
でも、もうこれ以上は先に進めない

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この方向幕も今日で見納めかと思うとちょっと寂しいですね。
そうこうしているうちに発車時刻の23時03分に・・・

うーん、すごい
これは本当に祭りだ
でも、やはり寝台列車がなくなるのは寂しいです。
出発前の汽笛がなるとちょっと泣けてきます。

さて、北陸号を見送ったあとは、次のイベントである能登号の
入線を待ちます。

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入線してきたけど・・・
これまた人が多くてもう先頭のロゴがよく見れません。

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とりあえず489系という事実を記録・・・

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急行表示の車両は関東からはこれで消えてしまいます。
いつも思うことですが、こんなことならもっと乗っておくべき
でした。

そして23時33分、能登号も最後の出発をむかえ

無事?に上野駅を出発していきました。
昨年の富士・はやぶさもそうでしたが、旅鉄の私としては、
移動手段の選択肢に夜行列車がないことは旅の楽しみを
ひとつ奪われるのと同じわけであり今回の件も非常に寂しい
限りの出来事なのでした。

500系のぞみも見納め

500系のぞみが今日で東京駅から姿を消すというので

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ちょっと息子と一緒に様子を見に行ってきました。
この、のぞみ29号を最後に500系は東京駅発着がなくなると
同時にのぞみの運用からもはずされ、残りの人生をこだまと
して生きることになります。

ただちょっと東京駅に着いたのが遅かったのと息子が
のっているベビーカーを操りながらの撮影は困難を極め
たため、今回はゆっくりと外から眺めることに

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とりあえず入線、このフロントマスクが500系の魅力ですね。
前の親子は息子さんがカメラを持って撮影していました。
なにげに息子が戦力化できれば、色々とやりやすいかも

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うーん、人が多すぎてやっぱり近づけないね。
それにしても500系はなにげに人気がありますね。

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とりあえず、最後の出発をホームから見送ってきました。
なんだかんだで500系には乗ったことがないので、こまだ
編成になった500系にでも乗ってみようかと思います。
東京駅で会えなくなるのは寂しいですが、まぁまだ
完全になくなるわけではないので・・・・・・

寝台特急北陸号

今年3月のダイヤ改正で廃止される寝台特急北陸号は上野と金沢を
結ぶ日本で一番短い距離を走る寝台特急(ブルートレイン)です。

昨年のはやぶさ、富士の時と同じように3月のダイヤ改正で姿を消すの
ですが、この北陸号は鉄道ファンの間では、北陸新幹線が開通する
までは生き長らえるだろうとみんな思っていた特急でもあります。

今年の12月に東北新幹線が新青森まで延伸されますが、それに
伴って上野と青森を結んでいるあけぼの号の方が先に廃止される
のでは、とみんな思っていました。

それを覆すように、昨年の終わりに発表されたこの北陸号の廃止
は鉄道ファンを震撼させた大ニュースと言っても過言ではありません。
しかも、同じ路線を北陸号と一緒に走っている急行能登号も一緒に
廃止されるとくれば、もう鉄の血がおさまりません。

なんせ、この北陸号、能登号ともに、廃止されるほど悪い乗車率では
なかったはずですし、関東と北陸地方を夜の間に結ぶこの路線の
ニーズは平日はビジネス客を中心とし、週末から土日は観光客を
ターゲットとしてそこそこになりたっていたはずです。

私も富山出張の時には帰りに能登号を使い、富山でゆっくりと
飲んで、そのまま上野へ帰れる鉄道はやはり重宝した記憶が
あります。

そんな感じでもありまして、この寝台特急が廃止されるのは
とても残念でならないのです。

金沢駅では

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こんな案内も出ていました。
なんか手書きな列車の絵が哀愁を感じさせます。

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ちなみに切符はこんな感じです。
上野発の下りは結局満席に近くてとれませんでしたが
金沢発の上りはB寝台をこんどこそきれいにBOXでおさえる
ことができたので今回の旅も帰りに利用することになりました。

とりあえず先に入線する急行能登号を見にホームへ

すると、先に到着していたサンダーバードがまだ停車していて
どうやら能登よりも先に北陸号が入線する模様みたいだった
ので、とっさにカメラを構えます。

すると1分後くらにEF81形機関車に牽引された北陸号が入線
してきました。

みんなカメラで北陸号を撮影をしていたのですが、ここで回送
待ちのサンダーバードがなぜか北陸号の隣に移動してきました。

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まだ発車前ですが、北陸号に681系が並ぶという貴重なショットも
撮ることができ、とても満足です。この移動はJR側のサービスだと
したらなかなかなるもんです。

さて、そんなサンダーバードも発車し

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北陸号の雄姿を対向のホームからきれいにおさめることが
できました。そしてお待ちかねの能登号の入線です。

みんな、一斉に写真を撮り始めたりします。

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この北陸号と能登号がツーショットで撮れるのが、この金沢駅の
魅力でもありますが、この光景もあとわずかで見納めです。

この能登の車両は489系と呼ばれ、その中でもこの突出した
頭のスタイル、通称:ボンネット型 はこの編成しかすでに
JRにはもうなく、今回のダイヤ改正で定期運用からJRの
ボンネット型の車両は完全に無くなるということになります。

これだけでも、もう大変なニュースなわけです。

この能登号は

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談話室なども搭載されており、いまどき体験できないような
経験がつめる車両でもあります。

個人的には能登号ももう一度どこかで乗っておきたいところです。

さて、北陸号の発車の時間も近づきつつあり、ホームを移動して
車両に乗り込みます。

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上野行き、北陸号にやっと乗れる・・・

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やはり、夜汽車はB寝台・・・

そして列車は金沢駅を定刻通りの22時18分に発車していきました。
途中車内では金沢駅で購入した能登ワインを飲んだり、旅の振り返り
の話をしたりと盛り上がりましたが、昨年と違い、発車も遅い時間という
こともあり、直江津を過ぎたあたり(0時半頃)で就寝してしまいました。

次の日、気がついたらもう大宮で上野に6時19分に到着したのですが
本当にあっというまの出来事でした。さすが最短距離を走る北陸号です。

最後に上野駅で恒例の

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車庫への回送を見届けてから帰りました。
それにしても今回の旅もなにげに盛りだくさんのイベントが
ありました。改めてどこかで整理しておきたいところです。

富山駅にて

氷見で遅い昼御飯を食べた後、金沢に戻るにはちょっと時間が早い
ということもあり、一気に富山駅までドライブという流れになりました。

富山は出張で2007年3月に訪れたことがありますが、それ以来の
訪問となります。その当時の富山出張の記憶をたどりながら
富山駅に向かったのですが、高速のICを降りて富山駅に向かう
道を走っていると色々とその当時の出張の思い出なども蘇って
きて、ちょっと懐かしかったです。。。。

さて、今回旅に一緒に行っているメンバーから富山駅から
走っている富山ライトレールを見てみたいとのリクエストが
あり、実際にライトレールが見れる富山駅まで行くことに
なりました。

07年の出張の時には乗ることができなかったのですが
今回は一区間だけ乗ることができました。

ちなみにライトレールについてはここでは説明しませんが
気になる方はググってみてください。

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こんな感じのホームです。
特長として線路とホームの敷居がとても低いです。
車両もそれに合わせて製作されており、バリアフリーな
路線としても有名です。

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車両はこんな感じです。TLR0600形という型番です。

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この車両に富山駅から隣の駅であるインテック本社前まで
乗車してみました。

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2分ぐらいの乗車時間でしたが、ライトレールに乗車できたのは
貴重だったかと・・・

かなり地元の人からは不思議な光景に見えたかもしれませんが、
そのへんについては免疫があるので私は気になりませんでした・・・
そう私はです。

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あとインテックは富山が本社です。
富山駅の近くにものすごくでかいビルがありますが、それが
インテックのビルですので皆さんご注意願います・・・・

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あとこれはおまけの写真ですが、ライトレールを待っている
時にタイミングよく下りのトワイライトエクスプレスがJR富山駅
に入線してきました。こういう予期せぬ旅先での出会いは
最高に感動です。

100系こだま

下関での豪華な結婚式が終わったあと、一路、新下関から博多に向かうことに

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こだま 4両?

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うん? 4両?
JR西日本で4両こだまといえば・・・・

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やっぱり100系こだまでした!
いやーっ、久しぶりの100系ということもありちょっと興奮です。
東海道区間ではもう走っていませんからね。この山陽区間で
しかもう乗ることはできないのです。

しかも今回は息子と一緒に乗ることができてこれまた感動でした。

京阪本線淀駅

どうやら高架工事の影響を受けて上り線と下り線のホームが
200mくらい離れて存在していた。

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この上り線淀駅もいずれは高架のホームに統一されるのでしょう。
それにしても京阪電車に乗るのは久しぶり。

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いやーっ、いかにも京阪っぽい車両だわ。

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運転席の後ろのスペースに座席があるところが素晴らしい。
淀駅でちょうどその座席に座れたので思わず展望を撮影です。

米坂線

米沢から新潟へは米坂線を経由して向かうことに

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キハ110形と久しぶりのご対面・・・いつ以来だろうか・・・

ちなみに

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キハE120形 も近くにいたのでとりあえず撮影

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単線区間のみ、直線の線路が本当に長い・・・

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ぼんやりと車窓を眺めているだけで、時間が経つのを忘れさせて
くれます。

気がつけば

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あっというま?に終点の坂町に到着
時間があったのでこの駅を探検してみると奥のほうに

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転車台らしきものを発見

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給水棟もあり、SL対応ができる拠点だということを学ぶ

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下り特急いなほ号が停車していたので撮影。

上りの新潟行きまでの乗り継ぎ待ち時間が約1時間だったが
それなりに楽しめたのでよしとする。

峠駅

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峠駅

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一日に上下線でこれだけの本数しか走っていません。

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そんな貴重な昼時の下り米沢行きに遭遇でき、まさに感激!

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むかしのスイッチバックの名残がまだ残っていたりもします。

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山形新幹線の開業に合わせて、新駅になった模様ですが、
このように遺構が残っているとは知らず、なにげに感動を
覚えるのでした。。。