盧舎那大仏

平城見物終了後、ちょっと時間があったので奈良に足を運んでみた。

CIMG8446

奈良公園なんてもう中学3年生の時の修学旅行以来ではあるが、

CIMG8449

こやつらは依然として存在しており、相変わらず鹿せんべい目掛けて
攻撃的に仕掛けてくる。

でも

CIMG8451

売店の売り物には絶対手を出さないところが不思議でもある。

CIMG8461

さて、そんな奈良公園を進むと東大寺の入り口に差し掛かり
あの有名な南大門が目の前に見えてくる。

そこには、完全に修復にされた

CIMG8466

仁王像が、阿吽の呼吸で迎えてくれる。
やっぱりここの仁王様は本当に大きくて威厳がある。

そして、さらに進むと大仏殿に到着し、これまたその建造物のでかさに
あっとうされる。国内最大級の木造建造物とはよくいったものだ。

CIMG8472

最後にこの中に入ると、あの有名な東大寺の大仏がどーんと鎮座しており

CIMG8477

鎌倉の高徳院にある大仏より、はるかにスケールがでかいと認識するのでありました。

CIMG8479

よく教科書とかで見る角度はこっちかなと・・・
ちなみに東大寺の大仏の正式名は盧舎那大仏です。

あとこれは余談ですが、改めて東大寺で朱印に興味を持ち

CIMG8483

御朱印帳を購入し

CIMG8482

ここ、東大寺からはじめることにしました。。。。

平城遷都1300年祭

この旅のもうひとつのイベントがこの平城遷都1300年祭でした。
個人的に奈良時代は平安に比べるとあまり詳しくないのですが、
改めてこの旅で復習することができてよかったです。

大和西大寺の駅から歩いて15分くらいで大極殿近くの入り口に
さしかかります。

CIMG8385

ここでようやく平城京に突入です。
ちなみにこの平城は、最近の教科書では「へいぜい」と読むらしくちょっと
驚きました。

とにもかくにも、ここがあの平城京です。藤原京から遷都されたのが
この平城京、大宝律令の制定から10年後のこの遷都は律令国家と
としての整備を進めるために元明天皇の時代に実施されました。

ここからが本当に歴史的におもしろくなるところで、日本史の教科書に
藤原という氏が登場してきて、いったい何人出てくるのかとひやひや
したのを覚えています。

さて、このあたりの話は個別にどこかでするとしてとりあえずこの祭りの
モニュメントである大極殿まで歩きます。

園内はとてもきれいに整備されていて

CIMG8388

このような野外舞台もあります。

途中

CIMG8390

へんなゆるキャラにからまれながらも歩くこと数分で

CIMG8399

大極殿のある広場に到着、そしてそこから北の方角を望むと

そこには

CIMG8397

大極殿がそびえたっています。
この大極殿の大きいこと、大きいこと、当時の資料を集めて再建した
模様ですが、奈良時代にこんな大きな建造物を立てていたとは改めて
驚きをかくせません。

中に入ることもでき、天皇が座っていた玉座なども復元されている。

CIMG8416

CIMG8415

そしてこの席から見えたであろう平城京の風景を写真で撮ると

CIMG8418

こんな感じです。
遠くに見えるのは、平城宮の正門・朱雀門です。

駆け足ではありましたが、平城京の遺構を垣間見ることができ、天平文化に彩られた当時を
を思いつつ有意義な時間を過ごすことができたのでした。

近鉄京都駅

翌日の日曜日は「平城遷都1300年祭」を体感しようということになり
一路みんなで奈良へ向かうことに・・・

何十年ぶりの近鉄奈良駅

CIMG8364

あちらこちらで

CIMG8363

の宣伝広告をみます。
もちろん有名な彼も

CIMG8366

駅で出迎えてくれます。

それにしても

CIMG8365

30000系ビスタカーを見るたびに、これぞ近鉄だなぁと
なぜか感慨深くなってしまいます。やはりこの近鉄色
だけはなくさないでほしいところです。

すい月@先斗町店

CIMG8325

先斗町にあるすい月というお店に向かう

CIMG8328

裏通りをゆっくりとお店を探しながら歩く
このあたりは幕末土佐藩邸などもあった場所で
ちょっと心がはずむ

CIMG8330

お店を発見

目的は

CIMG8331

これ「納涼床」!
一度こういう席でゆっくりと酒を飲みたかったのです。

通された席からは

CIMG8343

流れる鴨川を一望できます。
なにげに蒸し暑い日だったのですが、川から流れて
くる風は心地よく涼を感じることができます。

CIMG8339

料理も酒も最高に美味しく、最後までゆっくりできる
お店です。ただこの日の私の体調はこのお店でなぜか
スパイクしてしまい、ちょっと後半は記録すら残せない
状態でした・・・・

湯どうふ 竹むら

CIMG8273

嵐山にある「湯どうふ 竹むら」で昼飯を食べる。

CIMG8274

コスモスを注文
なんか手書きの値段表示が素人っぽい

でも

出てきた

CIMG8279

この豆腐が絶品!
100%国産大豆、京都の天然水、なにやら有名なお店の豆腐
これが本当に極上の味がして、まずは冷奴で食べてみたの
ですが、もうこれだけでビールがどんどんいけちゃいます。

CIMG8285

エビスと豆腐がこんなにあうとは・・・・

CIMG8280

本当に美味しい豆腐でした。

そういえば、このあと渡月橋に行ったのですが

CIMG8312

なんか川が増水してて、以前見たときよりもなんかたくましかったです。

あと

嵐山駅(京福)に

CIMG8315

足湯があってびっくりました。

CIMG8319

それにしても嵐電はいい風情をかもしだしてくれます。
この手の路面系車両はなにげに昔から大好きです。

ちなみに有栖川駅に降りたらこんなポスターが・・・

CIMG8324

なにげに濃いポスターですw

祇王寺@嵐山

個人的に嵐山はあまり京都の中でも散策を実施していないエリアのひとつです。
今回は先輩に紹介された祇王寺に行ってみることに

CIMG8235

これがもう

本当に

CIMG8242

CIMG8237

絶句するくらい、素敵な苔の庭で、みんなで数分立ち止まって
しまいました。

寺としては源平時代、平清盛と二人の白拍子の祗王、祗女とい
う女性との悲しい逸話が有名な寺らしく、ちょっと歴史的な背景
も勉強でき、とても有意義な時間を過ごせました。

CIMG8253

控えの間には吉野窓などもあり、非常に落ち着いた空間を演出してくれます。
時間が許せば、ここでちょっとお昼寝したいくらいです。

ちなみにこのあと一路お昼御飯を食べに渡月橋方面へ
向かったのですが

CIMG8264

前見たときよりも、竹林が立派に見えました。

あと

CIMG8269

野宮神社を教えてもらったのですが、肝心の源氏物語の場面が浮かんで
こず、ちょっと反省でした。。。

トロッコ列車に乗る

※久しぶりのブログ投稿
※一気にこの1ヶ月ぐらいをかけめくる・・・

CIMG8183

翌日の京都では、みんなで嵐山を散策することに・・
本当なら嵯峨嵐山からトロッコに乗って北上し、保津川ライン
くだりをする予定だったが、前日の雨が影響し、増水のため
営業中止とのこと・・しかたがないので亀岡から嵐山に下る
ルートでトロッコに乗ることに

とりあえず

CIMG8185

このオープン型の車両に乗れるか確認
この車両だけ当日現地での予約になるので確認が必要

なんとか

CIMG8186

席はゲット!
手書きの座席指定がなんともローカルだ。

CIMG8190

トロッコは旧山陰本線の線路を使用して運行しており
鉄としては、なにげに乗りたかった路線のひとつ

CIMG8190

いまか、いまかと待ち構えていたら

CIMG8195

客車を先頭にして車両が入線してくる

CIMG8196

CIMG8197

牽引するのは、特別仕様のDE10、これまたトロッコの代名詞的
ディーゼルに出会えて感動

CIMG8201

開放感あふれる車両、そして出発してから数分で

CIMG8203

増水した保津川と遭遇、こりゃまさにライン下りは無理、どっちかと
いうと本当の意味でのラフティングならいけそうだ

CIMG8208

途中で現在の山陰本線とまじわる
旧線は渓谷沿いに線路を作っているので、こういう角度で
見られる

CIMG8214

トンネルもそのままの勢いで突入するが、遊園地のアトラクションみたい
な感じになって、それなりにみんな楽しんでいるようだ

CIMG8218

それにしても保津峡あたりでもこんな感じ
昨日の雨は相当山間部では強かったみたいで
明日の営業もできるかどうかわからないみたい

そんなこんなでみんなでトロッコを楽しんでいたら
あっというまに下車駅の

CIMG8222

トロッコ嵐山に到着

CIMG8220

ここでトロッコとはお別れだが、驚いたことにこの列車はこのあと
山陰本線の下りレーンを逆走しながらトロッコ嵯峨駅まで
いくのであった

調べてみると、このトロッコ嵐山駅は、JR嵯峨嵐山駅の場内
扱いになるということ・・・

よくよく写真を見ると信号機のしたに場5の文字が・・・

最後の最後でものすごいネタを仕入れてしまったのでありました。