この旅のもうひとつのイベントがこの平城遷都1300年祭でした。
個人的に奈良時代は平安に比べるとあまり詳しくないのですが、
改めてこの旅で復習することができてよかったです。
大和西大寺の駅から歩いて15分くらいで大極殿近くの入り口に
さしかかります。
ここでようやく平城京に突入です。
ちなみにこの平城は、最近の教科書では「へいぜい」と読むらしくちょっと
驚きました。
とにもかくにも、ここがあの平城京です。藤原京から遷都されたのが
この平城京、大宝律令の制定から10年後のこの遷都は律令国家と
としての整備を進めるために元明天皇の時代に実施されました。
ここからが本当に歴史的におもしろくなるところで、日本史の教科書に
藤原という氏が登場してきて、いったい何人出てくるのかとひやひや
したのを覚えています。
さて、このあたりの話は個別にどこかでするとしてとりあえずこの祭りの
モニュメントである大極殿まで歩きます。
園内はとてもきれいに整備されていて
このような野外舞台もあります。
途中
へんなゆるキャラにからまれながらも歩くこと数分で
大極殿のある広場に到着、そしてそこから北の方角を望むと
そこには
大極殿がそびえたっています。
この大極殿の大きいこと、大きいこと、当時の資料を集めて再建した
模様ですが、奈良時代にこんな大きな建造物を立てていたとは改めて
驚きをかくせません。
中に入ることもでき、天皇が座っていた玉座なども復元されている。
そしてこの席から見えたであろう平城京の風景を写真で撮ると
こんな感じです。
遠くに見えるのは、平城宮の正門・朱雀門です。
駆け足ではありましたが、平城京の遺構を垣間見ることができ、天平文化に彩られた当時を
を思いつつ有意義な時間を過ごすことができたのでした。