近江の国で戦国の世を感じる

夏休み前半で、滋賀県周辺を旅してきました。
やはり、滋賀というか近江の周辺は戦国好きにはたまらない史跡や
合戦の跡地があり、当時に思いを馳せながらたっぷりと旅を堪能し
てきましたので簡単にログります。

初日は、まず関ヶ原に向かいました。

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西軍、三成の陣から思ったよりもはっきりと松尾山をのぞむことが
でき、小早川が動かないことにたいして業を煮やしていた三成の
気持ちがよくわかりました。

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ふもとには決戦の地の史跡もあります。

次に向かったのは、姉川です。

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浅井、朝倉連合軍と、織田、徳川の連合軍との戦いですが、本当に川をはさんで
相対した情景がここに来るとうかんできます。

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この橋の両岸にお互いの陣があった模様です。
浅井家の最後の戦いとなるわけですが、かなり壮絶な戦いが繰り広げられた
現場でもあります。

そこから次は賤ヶ岳に向かいました。
織田信長の後継を争い、柴田勝家と羽柴秀吉が戦った舞台です。

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賤ヶ岳の七本槍でも有名です。
リフトにのって賤ヶ岳を上るとそこには

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北近江の街をのぞむ、壮大な景色が広がります。
肥沃な近江の大地を体感することができます。

近江は京都へ向かう途中にある要衝の地でもありますが、その肥沃な大地は
各大名家にとってとても魅力あるものとしてうつっていたことでしょう。

初日はここで終了です。
で、翌日は琵琶湖に浮かぶ島、竹生島に行きました。

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浅井家、織田家、豊臣家にゆかりのある神社と寺があります。

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古くからある境内の雰囲気は当時を感じるのに十分な趣があります。
帰りの長浜港にに向かう途中湖上からは

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長浜城がみえました。
長浜から小谷に向かったのですが

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今回はちょっと時間の関係もあり、小谷城址は登ることができずかわりに

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浅井3姉妹の館に行って、大河のお勉強をしてきました。

さて、そのあとは一路、彦根に向かい

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国宝、彦根城を堪能してきました。
天守閣が現存している城のひとつではありますが、いまはそれ以上に

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ここで売られている、ひこにゃん、のほうが有名みたいです。

2日目はこれで終了、で最終日は近江坂本に向かい

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明智光秀の居城であった、坂本城の址をみてきました。
水城であった当時を懐かしむことはできませんが、比叡山との関係をみれば
天然の要害に設置された非常に意味のある城だったと回想できます。

なお、安土に向かう途中に近江八幡にも立ち寄り

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豊臣秀次が発達させた、近江商人の街と八幡の水運を見学してきました。

そして最後は安土に到着し

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復元された安土城の天守閣を見学した後、安土城祉のある山を
登り、そこからの景色を体感したのでした。

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安土のお城はもうすでにこの世にはありませんが、当時の安土城があった
情景を心に抱きながら、この土地を回ると感慨もひとしおなわけです。

そんな感じでいっきに近江の国を堪能したわけですが、改めて戦国の世について
色々と考えることもでき、とてもよかったです。また次回は違う角度でゆっくり
と回りたく思っています。

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