こどもの日のプレゼントとして、むかしばなしの読み語り絵本を
一冊購入してみました。先日、ある新聞記事で最近の子供達は
むかしばなしを知らない、知っていても、アンパンマンが鬼を退治
したとか、本来の姿とは違うイメージで理解している(本当なの
か?)子供が多いとの記事を読み、これはちゃんと親が語って
やらなくてはいけないと思ったのでした。
手にとって読んでみると自分が知らないむかしばなしもいくつか
あり、息子と一緒にできる限り寝る前とかにこれからは読んで
あげたいと思うのでした。まぁ平日は難しいので、土日限定と
なりそうですが・・・・・
それにしても改めてむかしばなしを読むと色々と感じるところが
ありますね。うらしま太郎とか、読んでみたのですが、竜宮城
から戻ってみると300年後の時代になっていて、龍宮城に飽き
て母親に会いたいと思って戻ってみたら、もう親はとっくに亡く
なっていて、自分の友達も知り合いも誰もいない、そしてその
寂しさに耐えられなくなって、玉手箱を開けると自分も300歳の
おじいちゃんになってしまう・・・・・玉手箱には龍宮城で過ごした
時間が詰まっていたのでした・・・・という終わり方・・・・亀を助けて
恩返しを受けるまではいいのですが、そのあとだらだらと竜宮城
に居座り続けていたために、取り戻すことができない時間を過ごして
しまったと・・・・
童話は時として残酷でもあり、いろんな訓示が込められています。
それをしっかりと親が理解して伝えることが何よりも大切だと
思うのでした。
いやーっ、でもうらしま太郎の気持ちも判る・・・俺ならそこで
断れるだろうか、目の前にあんな世界があって・・・
駄目人間・・・・
オカワリさんなら、迷わず遊んでいくでしょうね。
時間が吹っ飛ぶとしても、せいぜい次の日の午前中ぐらいですしねw